世界でも人気のロックバンドアーティストの「ONE OK ROCK」
ボーカルのTakaさんの英語力は、ネイティブからも評価されるほどなんだそう!
そんなONE OK ROCKが、大人気漫画原作の実写映画『るろうに剣心』の主題歌を担当しました。
以前からONE OK ROCKの他の楽曲は聴いていましたが、英語の発音力とその歌声は素晴らしいなと思います。
ぜひ、ファンのみなさまの英語学習の助けになるように、和訳と使える英単語やフレーズを丁寧に解説していきたいと思います!
- 歌詞原文
- 歌詞和訳
- 主題歌「Renegades」の『るろうに剣心』の 映画・アニメ・マンガはU-NEXTで楽しめます!
- 英単語と和訳を徹底解説!
- renegade 流浪者、背教者
- get a fire 火がつく、火を付ける
- lose my faith 自分の信念を失う、信じていたものを失う
- broken system 壊れたシステム、壊れた世界
- forgotten generation 忘れさられた世代
- open conversation 偏見のない会合、対話
- gotta let go やらなきゃなんない
- all of the times 全ての時代
- hurdle ハードル
- obstacle 障害物
- unstoppable 止められない
- afraid 恐れる
- tear it down 破壊する
- build it up 作り上げる
- fate 運命
- hold us down 押さえ込む、制圧する
- change our voices 僕たちの意見を変える
- crowd 群衆
- make our bed 自分達の居場所を作る
- make ( our own ) choices 自分自身の選択をする
- underestimate 過小評価をする
- one day いつか
- make it うまくいく
- time to say it out 包み隠さず言う時
- loud 大声で
- proud 誇りに思う
- got a fight 闘いを選んだ
- for rights 権利のために
- the things we love 私たちが愛するもの
- take a deep breath 深呼吸をする
- get ready to fly 飛び立つ準備をする
- 音楽を使って英語を勉強するには「Apple Music」がおすすめ!
歌詞原文
映画『るろうに剣心 最終章 The Final』主題歌
歌:ONE OK ROCK
作曲:Taka・Ed Sheeran・Janee“Jin Jin”Bennett・Masato Hayakawa・David Pramik
作詞︰Taka・Ed Sheeran・Janee“Jin Jin”Bennett・Masato Hayakawa・David PramikGot a fire in my soul
I’ve lost my faith in this broken system
Got love for my home
But if we cry is there anyone listening
We’re the forgotten generation
We want an open conversation
Follow me on this road
You know we gotta let goFor all of the times
That they said it’s impossible
They built the hurdles
The walls and the obstacles
When we’re together you know we’re unstoppable nowI’m not afraid
To tear it down and build it up again
It’s not our fate
We could be the renegades
I’m here for you
Are you here for me too?
Let’s start again
We could be the renegadesThey’ve been holding us down
They’ve been telling us to change our voices
But we’re not part of that crowd
We made our bed and we’ll make our own choices
We may be underestimated
But I know one day we will make it
Time to say it out loud
We are young and we’re proudすり込まれ塗り重ねられた
嘘は僕等を飲み込んだ
We got a fight for our rights and the things we love nowI’m not afraid
To tear it down and build it up again
It’s not our fate
We could be the renegades
I’m here for you
Are you here for me too?
Let’s start again
We could be the renegadesWe could be the renegades
Take a deep breath close your eyes and get ready
Take a deep breath close your eyes and get ready
Take a deep breath close your eyes and get ready to flyI’m not afraid
To tear it down and build it up again
It’s not our fate
We could be the renegades
I’m here for you
Are you here for me too?
Let’s start again
We could be the renegadesWe could be the renegades
歌詞和訳
※歌詞の和訳は個人の解釈なども含まれますので、作詞者の意図とニュアンスが異なる場合もあります。
Got a fire in my soul
自分の魂に火がついた
I’ve lost my faith in this broken system
この壊れた社会の中で信念を失ったんだ
Got love for my home
この国を守るために愛を得たんだ
But if we cry is there anyone listening
でももし僕たちが泣いたとしても誰が聞いてくれるんだろうか
We’re the forgotten generation
僕たちは忘れられた世代
We want an open conversation
僕たちはただ偏見がなくなった会話を求めてる
Follow me on this road
この道で僕についてきて
You know we gotta let go
僕たちがやらなきゃいけないのなんてわかるだろ
For all of the times
あいつらはずっと
That they said it’s impossible
口々に無理だと言いながら
They built the hurdles
いくつものハードルや
The walls and the obstacles
壁や障害を作った
When we’re together you know we’re unstoppable now
僕たちが一緒にいれば今や止めることなんてできないのわかるだろ
I’m not afraid
僕は恐れてないよ
To tear it down and build it up again
他の人が作った困難なんて引き裂いてまた作り上げるんだ
It’s not our fate
決められたものが僕たちの運命なんかじゃない
We could be the renegades
僕たちは流浪人なのかもね
I’m here for you
君のためにここにいるよ
Are you here for me too?
君も同じでいてくれるかい?
Let’s start again
また始めよう
We could be the renegades
僕たちは流浪者だ
They’ve been holding us down
奴らは僕たちを制圧してきたんだ
They’ve been telling us to change our voices
奴らは俺たちの意見など変えるように説き伏せてきた
But we’re not part of that crowd
でも僕らはそんな群衆の一部じゃない
We made our bed and we’ll make our own choices
僕たちは自分の居場所を作ったから自分で選択していくんだ
We may be underestimated
僕たちは過小評価されてたのかもね
But I know one day we will make it
でも僕にはわかるいつかうまくいくって
Time to say it out loud
包み隠さずに声を上げる時だ
We are young and we’re proud
僕らは若くて、誇らしい
すり込まれ塗り重ねられた
嘘は僕等を飲み込んだ
We got a fight for our rights and the things we love now
僕らの権利を守るための闘いを選んで、今では愛するもののために戦うんだ
I’m not afraid
僕は怖くない
To tear it down and build it up again
他の人が作った困難なんて引き裂いてまた作り上げるんだ
It’s not our fate
決められたものが僕たちの運命なんかじゃない
We could be the renegades
僕たちは流浪者だ
I’m here for you
君のためにここにいるよ
Are you here for me too?
君も同じでいてくれるかい?
Let’s start again
また始めよう
We could be the renegades
僕たちは流浪者だ
We could be the renegades
僕たちは流浪者だ
Take a deep breath close your eyes and get ready
Take a deep breath close your eyes and get ready
深呼吸をして目を閉じて準備をして
Take a deep breath close your eyes and get ready to fly
深呼吸をして目を閉じて飛び立つ準備をして
I’m not afraid
僕は怖くない
To tear it down and build it up again
他の人が作った困難なんて引き裂いてまた作り上げるんだ
It’s not our fate
決められたものが僕たちの運命なんかじゃない
We could be the renegades
僕たちは流浪者だ
I’m here for you
君のためにここにいるよ
Are you here for me too?
君も同じでいてくれるかい?
Let’s start again
また始めよう
We could be the renegades
僕たちは流浪者だ
We could be the renegades
僕たちは流浪者だ
主題歌「Renegades」の『るろうに剣心』の 映画・アニメ・マンガはU-NEXTで楽しめます!
実は『るろうに剣心』をちゃんと見たことがなかったので、この機会にどんな作品か見てみたいなと思いました。
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英単語と和訳を徹底解説!
ONE OK ROCKは実はどの曲も英語学習向きなんです!
スラングや複雑な表現が少なく、単語やフレーズの意味を覚えてしまえば、聴きながら歌詞の意味もわかりやすい曲が多いです。
洋楽を使って英語を勉強したい人には向いているアーティストさんなので、ぜひ頑張ってついてきてくださいね!!
renegade 流浪者、背教者
主題歌の曲名でもあるrenegadeは、流浪者や裏切り者、(宗教などの教えに背いた)背教者という意味です。
まさに『るろうに剣心』に相応しいタイトルです。
主題歌で「Renegades」と複数形にしているのは、剣心以外の流浪者たちのことを指しているからでしょう。
get a fire 火がつく、火を付ける
歌詞冒頭、"Got a fire in my soul" とありますが、
直訳すると「自分の魂に火がついた」という意味になります。
「闘争心が燃える」
「まるで火がついたように心が動く」
といったような解釈が近いのではないかと思いました。
lose my faith 自分の信念を失う、信じていたものを失う
faithは「信念、信仰」という意味です。
loseは「失う」という意味なので「信じていたものを失う」という意味です。
"I’ve lost my faith in this broken system"
とありますが、I've lost my faith = I have lost my faith で
「自分の信念を失った」と完了形になります。
broken system 壊れたシステム、壊れた世界
in this broken system は「この壊れたシステム」という意味です。
(broken は breakが変化し、system(システム)を形容しています。)
『るろうの剣心』に当てはめて考えてみると、幕末までの将軍が国を治めていた時代が終わり、明治維新の中で今までの常識や当たり前が壊されていくのを、
「壊れたシステム=明治維新の過程で消された幕末の制度やシステム」と表現しているのではないでしょうか。
forgotten generation 忘れさられた世代
generation で「世代」という意味です。
「ジェネレーションギャップ」の ジェネレーションです。
forgottenは forget「忘れる」が変化して、generationにかかっています。
歌詞の中で「僕たちは忘れ去られた時代」と表現しているのは、
open conversation 偏見のない会合、対話
カタカナで「オープンカンバセーション」
オープンな会話? 開けた会話?と、なんとなくニュアンスは伝わるものの、
意味や解釈に迷われた方も多いのではないでしょうか?
ここでの open は「偏見のない、差別のない」という意味になるんだそう。
(Yoshimiもこの歌詞を聞くまでは、この意味は知りませんでした…)
つまり、偏見のない会話=身分に関わらず平等に会談できること
という解釈になるのではないでしょうか。
" We want an open conversation " と歌詞の中にあるのは、
「流浪人」と周りから虐げられて、自分たちの声を誰も聞いてくれない、
「武士の時代は終わったんだ」と見た目で判断され、卑しい目で見られる…
そんな状況の中で「1人の人として対等に会話したいのに」という状況を示しているのではないでしょうか。
るろ剣、ちゃんと見たことなかったので、どんなシーンなのかについてまで語れずすみません…。
gotta let go やらなきゃなんない
gottaは会話用語です。
gotta = get to で「〜しなきゃならない」という意味です。
I gotta go. 「もう行かなきゃ。」
といった感じに使います。
「思い切りやる」といった意味があります。
all of the times 全ての時代
1つ1つの単語は難しくないのですが、ここでは「times」の意味をしっかり理解してないと、歌詞の文脈がつかみにくくなってしまうかもしれません。
ここでのtimesは「時代、期間」といった意味になり、ある一定の長い時間を表しています。
歌詞を見てみると、
"For all of the times that they said it’s impossible"
とありますが、文の構造は、
For all of the times [ that they said / it's impossible ]
となっていて、that から後ろの文章はtimesを修飾しています。
(文法用語では「関係代名詞」と言います。)
「for all of the time = すべての時代の中で」
「that they said it's impossible = あいつらが無理だと言い放った時代 」
という意味になり、
「あいつらが口々に無理だと言ってた時期にずっと」
というような解釈ができます。
hurdle ハードル
日本語のハードルと同じ意味です。
スペルから連想しにくいかと思うので、発音まで正しく覚えてしまったほうがいいかなと思います!
obstacle 障害物
ハードルや壁とほぼ同じ意味です。
前のフレーズから繋がっていて、このobstacles までが1つの文になります。
"For all of the times that they said it’s impossible
they built the hurdles the walls and the obstacles"
「口々に無理だと言いながらずっとあいつらはいくつものハードルや壁、障害物を作り上げた」
というのが文を繋げた時の意味になります。
歌詞だとどうしてもフレーズや音節で切れてしまうので、意味がわかりにくくなってしまいますが、繋げてみるとわかりやすくなりますね!
unstoppable 止められない
stopはご存知の「止める」という意味です。
stoppable は stop + able(〜できる) で「止められる」という意味の形容詞になります。
このstoppableに否定語(un-)が付いて 「unstoppable = 止められない」という意味になります。
afraid 恐れる
afraid は「恐れる」という意味ですが、使い方に注意の必要な単語です。
I'm afraid of spiders. 「蜘蛛が怖いんだよね。」
と、afraid of なら「〜を恐れる」
歌詞の中での
I'm not afraid. は「怖くない」という意味ですが、
I'm afraid that I can't help you. 「残念ですが、あなたの力になることはできないかと思います。」
と、afraid の後ろに否定形の文章がくると、恐れるという意味ではなく
「(残念ですが、恐縮ですが)〜と思う」と、意味が変わります!
tear it down 破壊する
tear down で「破壊する」という意味になります。
間にはさまっているit は、上に解説にあげた
「他の人が作ったハードルや壁、障害」のことを指しているのかなと思います。
build it up 作り上げる
build up は tear down の反対で、その壊したものを作り上げるという意味になります。
fate 運命
運命を表す単語は、fateの他にdestinyがありますが、せっかくなのでニュアンスの違いを解説したいと思います。
先の未来について、壮大な結末が出そうな感じですよね。そう言った場合に使われます。
hold us down 押さえ込む、制圧する
hold downで「押さえ込む、制圧する」という意味です。
誰かを制圧する時は、hold ~ downと間に入ります。
change our voices 僕たちの意見を変える
voiceは「声」という意味の単語なのはわかりますが、「声を変える」という意味で解釈すると、「声変わりするの…?」としっくりこないですよね。
crowd 群衆
make our bed 自分達の居場所を作る
直訳すると「ベッドを作る」になります。
意味がわからないというわけではないですが、もう少しかっこいい訳し方をしてみると、「居場所を作る」というほうがしっくりきますよね。
make ( our own ) choices 自分自身の選択をする
make a choice (choices) = choose 「選ぶ」という意味と同じです。
choose と make a choice (choices)の意味はほぼ一緒ですが、ニュアンスはちょっと違ってきます。
choose は「コーヒーか紅茶を選ぶ」というように、ものなどを選ぶ時に使います。AかBかC、どれか選んで!と選ぶ対象がはっきりしている時が多い感じがします。
make a choice (choose) は「人生の一大事の選択する」といったように、選択し結果がわからないような時に使うことが多いです。
underestimate 過小評価をする
estimateは「評価する」という意味の単語です。
それにunderがくっつくことで、underestimate「過小評価する」という意味になります。
one day いつか
ここでのone day は someday 「いつか、いつの日か」という意味と同じです。
いつになるかわからないけど未来のある日という感じですね。
one day には「いつか」という意味だけでなく、他にもこんな意味があります。
・1日(終日)
・ある日(昔のとある日)
make it うまくいく
make it の意味を知らないと「それを作る」と直訳しがちなフレーズ。
日常会話ではほとんどが「うまくやる、成功する」という意味で使われますので注意!
I can make it. 「私ならできる、うまくやれる。」
というように使われますので、ぜひ覚えてくださいね!
time to say it out 包み隠さず言う時
say out で「包み隠さず言う、率直に話す」という意味です。
time to で「〜する時」という意味になるので、「今こそ包み隠さず話す時だ」という意味になります。
loud 大声で
上の解説に付け加えて、loud は「大声で」という意味になるので、
time to say it out で「包み隠さず大声で話す時」だということになりますね。
proud 誇りに思う
proud は日本語でも使われるpride「プライド、誇り」の形容詞です。
I'm so proud of you. 「私はあなたのことをとても誇りに思うわ」
というように使われます。
got a fight 闘いを選んだ
ここでのfight は「ある一つの闘い」という意味で使われています。
got は getの過去形なので直訳すると「闘いを得た」となりますが、歌詞の文脈を考えて「闘いを選んだ」としました。
その理由は次の for rights で解説します。
for rights 権利のために
ここでのrights の使い方に要注意です。
right だから「右」かな、「正しい」という意味かな、と日本人が間違えがちな単語の1つです。
rights と、複数形になることで「権利」という意味になります。
『るろ剣』の主人公取り巻く人々にとっての「権利」は、自分達の居場所や正当な立場といったような意味で使われているのではないでしょうか。
the things we love 私たちが愛するもの
the things [ we love ] と見れるとわかりやすいかな?と思います。
語順が変わるだけでこんなにも意味が変わりますので、ぜひこういう言葉の並びも楽しんで英語を勉強してみてくださいね。
We love the things 「私たちはその物を愛する」
the things we love 「私たちが愛するもの」
got a fight, for rights, the things we loveの意味がわかったところで、歌詞を見てみましょう。
" We got a fight for our rights and the things we love now "
この文章を分解してみると、このようになります。
We got a fight for our rights 「(かつては)僕たちの権利のために闘いを選んだ」
and 「そして」
We get a fight for the things we love now 「今は愛するもののために闘うんだ」
got a fight とありますが、最後のnow に注目してみてください。
かつて闘った理由と、今なんのために闘いを選ぶのか という違いがわかるかと思います。
take a deep breath 深呼吸をする
take a breath で「一呼吸する」というフレーズです。
それに「深い」という意味のdeep が付き、「1つ深い呼吸をする」という意味になります。
get ready to fly 飛び立つ準備をする
get ready で「準備をする」という意味。
それに to fly が付くことで「飛び立つ準備をする」という意味になります。
音楽を使って英語を勉強するには「Apple Music」がおすすめ!
音楽を楽しめるストリーミングアプリは多くありますが、iPhoneユーザーであれば、Apple Musicがおすすめです。
ONE OK ROCKはもちろん、世界のヒットソングを歌詞付きで聞くことができますし使い勝手もかなりいいと思います。
曲数もかなり多いので、自分の好きな洋楽アーティストも簡単に探すことができますよ。
ぜひ、音楽を使って、楽しみながら英語を勉強してみてくださいね!
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